Yusuke Takizawa

Yusuke Takizawa

Displaying 5 of 5 results

AWS環境でのNetScalerを考える

システムの耐障害性を検討する上でネットワーク機器の高可用性は必要不可欠です。このブログでは、AWS環境におけるNetScalerの冗長性を考えます。

CitrixのPooled Licenseでハイブリットワークに対応可能な柔軟な運用を

Citrix ADCのライセンスは従来のパーペチュアルライセンスの他にPooled Licenseがあります。このPooled Licenseはライセンス(帯域)をプールさせて、使用したい Citrix ADCへの帯域割り当てを増減させる事ができます。どこにライセンスをプールさせるのかというと、Citrix Application Delivery Management (ADM)です。Citrix ADMにはクラウドサービス版(SaaS)とオンプレミス版があります。Citrix製品名の特徴として、Citrix ADM Serviceの様に製品名に”Service”が付く場合は基本的にCitrixが提供するクラウドサービスです。Citrix ADM Serviceの他にも、Citrix Gateway ServiceやWEM Serviceなどがあります。 Citrix ADMはHDX…

Citrix ADCのnFactor設定イメージ

こんにちは、Citrixコンサルタントの滝澤です。 様々な要素を認証シーケンスに取り込んで多要素認証を構成する、Citrix ADCのnFactor機能を紹介します。 複雑な設定を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。今回は、nFactorの設定概念をできるだけシンプルにわかりやすく説明します。このブログがnFactorを触る方のまずは初めのとっかかりのお役に立てれば幸いです。 nFactorを実現する各認証要素の定義をPolicy Labelと言います。このPolicy Labelをつなぎ合わせることで、要素と要素を連結させて多要素認証が成り立ちます。 Policy Labelが全体構成の中のどこに位置するか、Citrix ADCの設定定義も含めて下図で見ていきましょう。Citrix Virtual Apps and Desktops環境にユーザーがアクセスする場合のCitrix Gatewayを構成例としています。 ユーザーは、Gateway Virtual Serverに紐づくAAA Virtual Serverで認証がなされます。…

Citrix ADCによるSMS-OTP認証

こんにちは、Citrixコンサルタントの滝澤です。 働き方が変化している昨今、増加するリモートアクセス需要にシンプルに対応することが可能な二要素認証のご紹介です。 セキュリティ強化の為に当たり前になりつつある二要素認証、様々なSaaSアプリを利用する上で何がしかの認証を求められたことがある方が多いかと思います。一要素目でID/パスワードを入力し、一要素目と異なる二要素目の情報を合わせて入力することで、より高いセキュリティを担保します。 一言に二要素認証と言っても、生体認証、ハードウェアトークンやスマートフォンのauthenticatorアプリを利用したOTP認証、または”秘密の質問”に回答する知識認証など、多様な方法が利用可能であるためそれぞれの特徴を理解して要件に見合う実現方法を選択することが重要です。 今回ご紹介させていただくのはCitrix ADC (Citrix Gateway)とSMS送信サービスをAPI連携させるSMS-OTP (ワンタイムパスワード)認証です。 Citrix ADCを使用したSMS-OTP認証の特徴は以下です。 ・Citrix ADCがOTPを生成する ・スマートフォン、携帯電話にてSMSを受信できれば利用可能 ・ユーザーのスマートフォン等にOTP用アプリのインストールが不要 (MDMの考慮も必要なし) ・必要なコンポーネントが少ないため比較的短期間で導入可能 ・API連携可能なSMS送信サービスの準備が必要 Citrix Virtual…

Citrix ADCとパブリッククラウドでリモートワークに柔軟性を

こんにちは、Citrixコンサルタントの滝澤です。 私自身リモートワークを開始して数年経過します。COVID-19の拡大によって自然と働き方がリモートに変化していった従業員です。リモートワークが比較的しやすい業種と自覚していますが、基本的にはオフィスに行きたい派!でした。リモートワークが浸透してきた昨今では、従業員が柔軟にワークプレイスの選択をできる環境を多くの業種の企業で取り入れるようになってきたように思います。 一言にリモートワークと言っても手法は様々ありますが、一定のネットワークセキュリティを確保しながら利用するリモートユーザーと企業ネットワークを快適に繋ぐこと、これが重要度の高い課題となってきます。本ブログは、例としてその企業ネットワークの入口となるCitrix ADCをAzureに配置し、社内のデジタルリソースへのセキュアなリモートアクセスを提供、そしてリモートユーザーの利用状況に合わせてCitrix ADCリソースを流動的に利用できる構成例のご紹介です。 Citrix ADCはロードバランサーの機能だけでなく様々な機能を提供しています。その一つであるCitrix Gateway(SSL-VPN機能)が、 HDX(ICA)通信のみSSL/TLSアクセスに変換するICA Proxyを提供します。ベースとなる通信イメージから見ていきます。 リモートユーザーはCitrix GatewayにSSL/TLS通信によってアクセスします。Citrix Gatewayはリモートユーザーの認証を行い、HDX(ICA)通信をプロキシします。リモートユーザーとCitrix Gatewayのやり取りはSSL/TLSを使用してセキュリティを確保します。 Citrix ADCは物理アプライアンスと仮想アプライアンスがあり、要件に応じて選択していただけます。今回の紹介はAzure環境での構成になりますので、Azureインスタンスでも提供可能な仮想アプライアンスである、Citrix ADC VPXが利用可能です。AzureインスタンスのVPXは、VPX10からVPX5000(2022年3月時点)が利用可能で、この数字がVPXのシステムスループットを表しています。例えば、VPX1000※であれば、1000Mbps相当のシステムスループットを有します。 ※Citrix ADCは、Azure…